雨季が終わり、11〜1月まではブルキナの冬?に入ります。この時期はクーラーを使わなくても眠ることができ、日中の気温は33度ほど、明け方の気温は18度程と一年の中で最も過ごしやすい時期です。日本の冬に比べて暖かい冬ですが明け方に毛布が欲しくなる私はすっかりブルキナの気温に身体が慣れたのだと思います。
雨季が終わり、大地は雨水を多く含み何だかお肌もしっとりして、カカトのガサガサも少し良くなっている気がします。庭には蝶やトンボが現れ、木々の葉も濃い緑色になり、やっと生物が生存できる気温と湿度になった感じがします。
そんなこの時期は、私達にも恵みがやってきます。市場にはたくさんの野菜や果物が並び、大汗をかくことなく料理もでき、煮込み料理やスープも食べる気にもなります。今まで固かったトマトも、痩せて短かったニンジンの味も甘く濃く、栄養と旨味を感じられ、久しぶりに栄養が行き渡った気がします。しかし何と言ってもこの時期はイチゴ!イチゴ売りが頭にイチゴを乗せて売りにきます。お値段はなんと1kg 300円〜!小ぶりではありますが程よく酸味がある甘味で、ケーキにしたりジャムを作ったり。朝食のお皿に乗せただけでなんとも可愛らしい〜!しばらくはこの可愛らしさで乗り切れそうです。
ただ、この素敵な時期はハルマッタン(サハラ砂漠からの砂風)が度々吹き荒れ、砂だらけの町が更に砂だらけになります。
子供達が帰宅後シャワーを浴びると、泡が茶色い。私は土遊びしてないのにお迎え後手を洗うと、茶色い。全身汗汗砂砂なわけです。そんな状況なので家中の窓や扉を閉めているのに隙間から砂が入り込み、薄っすら埃と砂が…、クローゼットの中まで!白いカーディガンも肩が茶色に 泣。こんなに入り込むとは。。。
この砂風害はそれだけではなく、病原菌や埃をさまざまな土地から運んできます。それらに感染すると熱が出たり、嘔吐や下痢、咽頭炎、頭痛などなどを発症します。我が家の子供達もこの砂風に乗ってきた何かで感染→完治→感染→完治を繰り返し、、、私も倒れそう〜 泣。しかもこの時期はマラリアを媒介するハマダラ蚊も多くなりなんだか気が抜けない。。。。
とりあえず、イチゴ買いに行ってきま〜す。