大きさや形、色、厚み、匂いなど、個性豊かな葉っぱには、自然の不思議がたくさんつまっています。与えられたおもちゃと違い、自分で探して、摘んで、触って、考えながら自分だけの遊びを発見していく過程は、子どもの心と頭を大きく成長させます。木や草があれば季節や場所を選ばず遊べますので、四季の変化を感じながら、親子のコミュニケーションを楽しみましょう。
葉っぱ遊びが教えてくれること
遊び心を養う
自然の素材をおもちゃにすることで、たくさんの発見に恵まれ、子どもの好奇心が大きくふくらみます。また、工夫次第で遊びの幅が広がることを学びます。
創造力を養う
自然の素材である葉っぱを利用して、自由な発想で並べたり、何かに見立てたり、何かを創り出すという創造力が養われます。
五感を養う
いろいろな種類の葉っぱを見たり、触ったり、ちぎったり、嗅いだりすることで、五感をフルに使った遊びへと発展し、脳を刺激します。
情緒を養う
季節や環境によって姿を変えていく葉っぱを観察することで、葉の付き具合や色、虫や卵などの変化に気づき、四季を感じる心を育てます。
葉っぱ遊びの遊び方・遊ばせ方
葉っぱを摘む
- たくさんの葉っぱを見る
- 形、色、大きさの違いを知る
- さまざまな葉っぱを摘む
- 自分だけのお気に入りを見つける
- 摘んだ葉っぱを何かに見立てて遊ぶ
スズメバチ等の危険な虫に気をつけましょう。毒の成分が含まれている葉っぱもありますので、口に運ばないよう注意しましょう。
葉っぱを観察する
- 手触りを確かめる(ザラザラ/ツルツル)
- 表と裏の違いを知る
- ちぎってみる(硬い/柔らかい、匂い)
- 太陽に透かして、模様をみる
- 葉っぱについた生き物や卵を探す
葉っぱを使って遊ぶ
- お面を作る(目や口に穴を開ける)
- 葉っぱ船を作る(笹、竹、ユリ等)
- 葉っぱ相撲(オオバコ、イチョウ等)
- 葉っぱじゃんけん
- 四葉のクローバー探し
- 葉っぱアート
注意:子どもは親の予測を超える遊び方をします。目のとどく範囲にいるよう心がけましょう。
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