缶遊びの最大の魅力は、なんといっても身近な素材(空き缶)を活用して、工夫しながら遊ぶこと。「缶玉(かんだま)」「缶ぽっくり」「缶けり」など、年齢に応じてさまざまバリエーションが広がります。「缶玉」「缶ぽっくり」は、缶に絵を描いたり、穴をあけることで、親子での工作の要素もありながら、遊びを広く、深く楽しめます。缶で遊ぶだけで、ちょっとした集中力やバランス感覚を養ったり、持久力をつけることができます。
缶遊びが教えてくれること
遊び心を養う
身近にある缶が、いろいろな遊び道具に変化することを発見し、遊び心が育ちます。
運動能力を養う
缶の底の部分に足を乗せる遊び(缶ぽっくり)は、ひもをあやつりながらバランス感覚を鍛えるのにとても効果的です。また足の指先に力が入る歩き方をするので、足の指先を鍛え、正しい歩き方の練習にもなります。
集中力を養う
ボールを缶に乗せるという単純な遊び(缶玉)は、ボールが乗せられるまで何度もチャレンジすることで集中力が養われます。慣れてきたら、ボールの大きさなどを変えて、より難易度を上げることで、知らず知らずに集中力を高めることもできます。
体力をつける
缶に乗って走る(缶ぽっくり)、走りながらける(缶けり)などの複雑な運動をくり返すことで、足腰の筋肉を鍛えます。
缶遊びの遊び方・遊ばせ方
缶で遊ぶ
- 缶をける
- 低い缶にのる
- 缶を坂などから転がす
- 缶を積み重ねる
けった缶がまわりの人や車、家に当たらぬよう注意しましょう。缶によっては、踏むとつぶれてしまう物もあることを知っておきましょう。
工夫して遊ぶ
- 缶に絵を描いて、オンリーワンの遊び道具にする。
- 缶の左右に穴を開けて、ひもを通して、缶ぽっくりにする
- けん玉の要領で、缶とボールをテープでつけて、缶玉にする
遊びの幅を広げてあげましょう。缶に穴を開けるときは注意をしましょう。
みんなで遊ぶ
- 缶にボールを当てて倒す
- 缶けりゲームをする
注意:子どもは親の予測を超える遊び方をします。目のとどく範囲にいるよう心がけましょう。
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