縄を1本用意すれば手軽に遊べるなわとびは、跳び方が豊富な上、一人でも複数でも楽しめる人気の遊びです。身体能力が必要なため、幼児期の子どもが跳べるようになるには親と一緒に練習する必要がありますが、跳べるようになったときの達成感は子どもの遊び心を大いに刺激します。より複雑な跳び方へチャレンジしていけるのも、この遊びの魅力です。
なわとびが教えてくれること
遊び心を養う
初めて跳べたときはもちろん、バリエーション豊富な跳び方を克服したときに味わう達成感があるため、より難しいものに対するチャレンジ精神が育ちます。
体力をつける
両手で縄を回しながら跳び続けるため、下半身が鍛えられ、運動量が増します。また同じ動作の繰り返しにより、持久力が養われます。
運動神経を養う
手で縄を回し、タイミングよくジャンプする動作をリズムよく繰り返すことで、自分の手足の動きや力量をコントロールする力が身につきます。
数字感覚を養う
何回跳べるか、長なわとび(大なわとび)を何人で跳ぶか、何秒(分)間跳び続けられるかなど、数を意識するようになります
創造性を養う
「縄を回して跳ぶ」を基本に、跳びながら走ったり、方向転換をしてみたり、遊び方を工夫するようになります。
社会性を養う
友だちや年下の子と一緒に長なわとびをするとき、跳びやすいように縄をまわしてあげたり、跳べない子に跳び方を教えてあげたり、社会性が身に付きます。
なわとびの遊び方・遊ばせ方
親子でなわとびに慣れる
- なわを跳びこえてみる
- 手首でなわを回す練習をする
- 両足でジャンプする練習をする
- 回す、跳ぶのタイミングをつかむ
- 跳べた感動を味わう
子どもの集中力は短いため、楽しいと思える程度の時間にとどめ、できる限り毎日行いましょう。
一人でなわとび
- 前とびの回数に挑戦する
- 片足跳びや後ろ跳びなど、いろいろな跳び方に挑戦する
- 挑戦がクリアできたときの達成感を味わう
何に挑戦してるかを把握し、達成できたときには一緒に喜びましょう。
友達となわとび
- 跳べる回数を競争する
- 新しい跳び方を教えあう
- 複数人で長なわとび(大なわとび)に挑戦する
注意:子どもは親の予測を超える遊び方をします。目のとどく範囲にいるよう心がけましょう。
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